Age of Sigmar 初心者ガイド
Age of sigmar 紹介
ご機嫌よう、指揮官殿。
間もなく領域崩壊ファンタジー リアルタイム ストラテジー、『Warhammer Age of Sigmar:Realms of Ruin』 が Frontier からリリースされる。
残忍な Age of Sigmar: Realms of Ruin の世界には、生存と定命の領域ガウルの支配を賭けて争う勢力が存在する。
しかし、厳密にガウルとはどこなのか、定命の諸領域を揺り動かす者は誰なのか、そして 『シグマーの時代』 をかくあらしめるものは何なのか?
こんな疑問を抱いているなら、この記事が答えを用意してくれているだろう。
この便利な入門記事には、Age of Sigmar の世界に足を踏み入れるために知らなくてはならないすべてを詰め込んだ。Realms of Ruin で軍を率い、勝利を収める前にしっかりと情報をつかんでおこう。
始まりとは終わり
定命の諸領域の始まりは 『かつて在りし世界』 の終わりだった。渾沌の軍勢に打ち倒された慈悲の神王シグマーは、『かつて在りし世界』 の燃え盛る瓦礫の傍らに広がる虚無に投げ出された。
しかし、『かつて在りし世界』 の滅びさえもシグマーの不屈の精神を打ち砕けはしなかった。はかり知れぬ時間、宇宙を漂ったシグマーは、偉大なる竜ドラコシオンによって定命の諸領域に導かれ、ついに苦悶から救われた。そこは 『かつて在りし世界』 の残骸で形作られた存在が広がる次元だった。
これが神話の時代の幕開けである。
定命の諸領域のを彷徨いながら、シグマーは境界門という魔法の扉を通り、他の神々や精霊、『かつて在りし世界』 の滅びを生き延びた存在に出会った。その方法は自らの力であったり、神の力であったり、単純な屈強さであったりした。
こういった生存者たちからシグマーは新たにパンテオン オヴ オーダーを結集し、定命の諸領域の守りとし、いずれ必ず戻ってくる偉大なる敵との備えとした。シグマーは、世界の死を耐え抜いた経験から、終末をもたらした勢力が再び訪れることを知っていた。
アズィルの領域にある座から、パンテオン オヴ オーダーは 『かつて在りし世界』 の破滅を生き残った定命の者を集め、新たな都市を作り、定命の諸領域を手中に収めた。さらにオーダーの要塞を築き、黄金時代への幕開けとなった。
しかしこれは長続きしなかった。定命の種族は堕落する性質を持っている。それがきっかけとなり、渾沌が再び世界に滴り落ちた。最初に足がかりとなったのは、呪われ、身勝手な野心を抱き虐げられた者たちだった。破滅の力はゆっくりと弱き者や虚栄心ある者を蝕み、定命の諸領域じゅうに衝突の種をまき散らした。やがて不和と衝突、そして刈り取られた魔力が頂点に達した時、世界の緊張も限界に到達し、ついに暗黒神が定命の諸領域に降臨した。ディーモンが惨事と破壊をばら撒き、渾沌の時代が花開いた。
自らの軍勢を集めたシグマーとパンテオン オヴ オーダーは、最初こそ渾沌の軍勢の侵略に対抗できたものの、戦争が長引くにつれて神々はそれぞれの民と領域に目を向けるようになり、同盟は破綻した。
すべての境界門が集まるオールポイントの決戦において、死の神ナガッシュがシグマーを裏切った。この裏切りと渾沌の奸計で弱ったシグマーは、アズィルへの撤退を余儀なくされ、通過してきた境界門を閉ざすという苦渋の決断をすることとなった。これによりアズィルに住まう者たちは救われたが、オールポイントが渾沌の手に落ちたことで、定命の諸領域のあらゆる部分へ暴れ狂う軍勢が侵攻することとなり、より多くの生命が甚大な暴力による惨害にさらされてしまった。
渾沌の軍勢が破壊の限りを尽くして神話の時代の輝かしい達成を汚す間、アズィルの領域に封じ込められたシグマーもただ傍観していたわけではなかった。苦闘の末に弱ったシグマーは、破滅の力を抑え込んで終わりのない苦しみから定命の諸領域を救うには、自身単独では不可能だと理解していた。
新たなシグマーの時代において、途方もない努力と労苦の果てにシグマーは傑作を生みだした。それがストームキャスト・エターナルである。渾沌との戦いで散った者の魂を再鍛することで生まれたストームキャストは、シグマーの闘士となる運命であった。シグマライトの鎧と恐ろしいまでの武装に身を固めたストームキャスト・エターナルは、かつて戦いで命を落とした者ではあるが、悠久の時を越えて再び渾沌の軍勢と戦えるようシグマーが再鍛したのだった。しかし、それには代償が必要だった...
渾沌の軍勢と激戦を繰り広げ、定命の諸領域を股にかけて進軍するストームキャスト・エターナルは、多くの要塞や抵抗力を持つ領土を建設していった。これらの拠点は防衛に成功し続け、わずか数世代のうちにシティー・オヴ・シグマーへと発展を遂げた。ここからシグマーに忠実な者たちが、破滅の大軍と戦ってオーダーの手に定命の諸領域を取り戻すために出陣する。
毎朝、征戦軍の鐘が鳴り響き、ストームキャスト・エターナルの新たな軍とオーダーの他の種族が出立する。そして毎晩、新たな終焉の物語と暗闇が舞い戻る。オーダーの連合軍が勝利を収めようとも、諸領域で繰り広げられる戦いの中で、他の軍勢が動乱を起こして衝突を繰り返しているのである。
定命の諸領域
8 つの次元から構成される定命の諸領域は、『かつて在りし世界』 の残骸から成っている。境界門で接続された定命の諸領域は、それぞれが独自の景観、民、そして危険を擁している。
定命の諸領域を形作る世界は以下のようなものである。
- 天空の領域アズィル – 光輝く天上の領域で、シグマーの力の座であり文化と秩序の要塞。あらゆる領域の人々の故郷である。シグマーの名の下にオーダーの復権を求め、ストームキャスト・エターナルが生まれるのはこのアズィルからである。
- 火の領域アキュシー – 荒れ狂う熱情と危険な地形を持つ大陸。激しさというもののあらゆる面の顕在化、それがアキュシーである。渾沌の軍勢によって破壊され荒廃したアキュシーには様々な者が住むが、領域それ自体と同様に苛烈である。
- 死の領域シャイシュ – 終焉と静かな衰退の地であり、定命の住人の行く冥界を繋ぎ合わせた領域。シャイシュでは天国と地獄がすべて融合しているが、死者以外に生ける魂もこの領域には生息している。死の神ナガッシュが君臨しており、生者の魂を手に入れるため不死の軍隊を送り続けている。
- 生命の領域グューラン – 緑に覆われ草木が豊かに茂るグューランだが、渾沌の時代に疫病の神ナーグルの手で穢された。腐敗と病に襲われたグューランでは、残されたわずかな部分が輝ける森の女王アラリエールの注意深い庇護の下で無傷のまま存続している。
- 光の領域ハイシュ – 魔力が豊富に流れる輝かしい領域で、かつては知恵と純正のまぶしい要塞であった。渾沌の時代に苦しみを味わったすべての領域と同様ハイシュもそれを耐え忍んだが、高慢な住人たちは未だ誇り高く、大胆で、意志の強さを保っている。
- 影の領域ウルグ – ハイシュと対になる領域であり、秘密に満ちた暗く陰鬱な場所である。影の領域は多くの定命の者の故郷と言われるが、多くの住人による絶えることのない対立、陰謀、野望のために非常に危険な所となっている。
- 金属の領域シャモン – 常に変化を続ける大陸であるシャモンは、その従属領域の揺れ動きに合わせて盛衰を繰り返している。金属の名に違わず、この領域は文字通りの青銅の山と鉄の砂漠を特徴とする。定命の住人たちはこの領域の豊富な資源を強い力で掌握している。
- 獣の領域ガウル – 強い者のみが生き残る凶暴な野生の領域。原始的な部族や生物が溢れ、その植物相でさえ残忍さを剥き出しにする。ガウルは、その荒れ地を手懐けるか、利用するか、それとも支配するかを巡って敵対する勢力が残酷に相争う舞台となってきた。Realms of Ruin では、このガウルが秘密を求めて競い合う軍勢の戦地となる...
登場する勢力
Age of Sigmar で対立する勢力は領域と同様に多様であり、多くの種族や勢力が定命の諸領域でそれぞれの目的を達成するために戦っている。各派閥は大きく 4 つの大同盟を形成しており、各々が互いに協力し合う程度には (おおむね) 一致した目的を持っている。
秩序
渾沌に真っ向から対立する秩序の軍勢は、定命の諸領域に文明と法による支配を復権させようと試みる種族や派閥の緩やかな同盟である。構成員には多くの違いがあるにも関わらず、秩序の大同盟は渾沌による影響に抵抗し、生の規範を守り、定命の諸領域全体に恒久的な文明の要塞を築くことに尽力している。
Realms of Ruin で秩序の大同盟を代表するのはストームキャスト・エターナルだ。シグマーに選ばれし戦士たちであるストームキャストは秩序の顕現であり、渾沌やその他の勢力に対する最強の抵抗装置となっている。
破壊
戦争と暴力のみを生き甲斐とする野蛮な戦士たちである破壊の軍勢は、残虐で血に飢えた種族の放浪者の集団である。協力し合うと同時に争い合う破壊の大同盟は、戦争、征服、定命の諸領域の支配への欲求のみによって団結している。
Realms of Ruin で破壊の大同盟を代表するのはオールク・クルールボゥイ。狡猾で巧妙な戦士たちで、確実な勝利と支配への残忍な欲求のためなら何であれ嬉々として行う。
死
墓は死の軍勢を封じ込めてはおけない。彼らは生者の魂を求め、定命の諸領域のあらゆる生命を従えようとする偉大なる死霊術士ナガッシュに仕える亡霊と不死の者たちである。霊体の幻影、肉を食らう貴種、骸骨の軍隊をはじめとする死の大同盟は、その死の指先を定命の諸領域全体に伸ばし、墓石の向こうから命を根絶して支配力を行使しようとする。
Realms of Ruin で死の大同盟を代表するのはナイトホーント。憎悪に飲まれた幽霊たちで、傲慢にも生を望むすべてを殲滅することのみを目的として死から蘇った。
渾沌
暗黒神のしもべである渾沌の軍勢は、己の欲望のために魂を売った堕落した定命の者たちで構成されており、顕現した歪みと穢れの神性の力を味方につけている。渾沌の軍勢を真に理解することとは狂気を呼び寄せることに等しい。彼らは守護する神々の目的を達成を誓約しており、より強い力と寵愛を得るためならばどのような邪悪な行いも成し遂げる。
Realms of Ruin で渾沌の大同盟を代表するのはディサイプル・オヴ・ティーンチ。魔力を操る狂信者、ディーモン、醜い変異体らを擁する変化の神の崇拝者たちであり、守護神の歪んだ策略や謎めいた陰謀を達成することで寵愛を得ようとする。
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